ネットにも繋がず
2003年6月15日相変わらず更新が鈍いですが。
と言うのも、ネットにも繋がず、ずっと本ばかり読んでいたからで。
私はミステリー物が好きで、和洋問わず読んでいるのだが、ここ数年は有栖川有栖、京極夏彦、綾辻行人、ちょっと前までは柴田よしき等を片っ端から読んでいた。
京極夏彦にハマった時も思ったのだが、今またとんでみない作家にアタッてしまった。
高村薫。
この人の硬質で込み入った文章は、読んでいて疲れると思いながらも、頁を繰る手を止める事ができなかった。
『マークスの山』は、前々から読みたいと思いつつ、なかなか機会がなかった。文庫化されたのをきっかけに購入してみたら、えらく面白い。
続けて『李歐』『地を這う虫』を入手。しかし『照柿』を買ったところで、日々の忙しさにかまけて積読状態に。
半ば強迫観念のように「読まねば」と思っていたが、先週エイヤッとばかりに読み始めたら‥‥前述の通り、止まらなくなってしまった。
挙句の果てに、後刊『レディ・ジョーカー』を何としても早く読みたいため、bk1に注文を出してしまった。
それが先週半ばに届いたため、ここ数日、PCを立ち上げてメールチェックもせず、夜半過ぎまで延々LJを読み続けていた。
翌日辛いのがわかっているのに、午前1時過ぎまで。
いや、面白いです。高村薫女史。
しかし、彼女のモチーフとするところは、何故これほど苛烈で、情け容赦が無いほどに深刻で辛辣なものばかりか。
それを、見事な作品として昇華する手腕には、本当に感服いたしました。
‥‥ま、あげつらう所もあるにはあるんだけどさ。
最近の女史は「ミステリーだけの作家として認知されたくない」とばかりに、純文学(そういうカテゴリはいまだあるのか?)志向の本が多いようで。
一連の『マークス』〜『LJ』に至る作品の魅力の一つに、主要な登場人物の一人である「合田雄一郎」という刑事の書かれ方というのがあるのだが、確かに私もヤられました。
合田を好きになってしまった読者だったら「純文はいいから早く合田モノ書いてくれよ〜」と、女史に泣きつきたくなりますわな。
今現在日経に連載している『新リア王』はどうなんだろう。
核がモチーフになっているらしいのだが、パニックものなのか?
合田モノによらず、あの硬質で辛辣な文章から紡ぎ出される作品だったら、早く読みたいものだ。
でも、あの人1作が長いからなぁ‥‥。
発刊は再来年だったりして(泣)
さて、今日は父の日というらしいが。
先日、一緒にデパートに行った時に、某紳士ブランドのポロシャツで、好みの色があったので、それを購入し店頭で「ハイこれ父の日ね」と渡してしまった。
ので、今日は晩飯で好きなものを並べてやった。
ヒレステーキとバター炒めキャベツ・プチトマト添え。板ワサ。路地物枝豆。ジャガイモとアンチョビの炒め物。以上。
最後のじゃが芋のレシピだが、これは『LJ』に載っていたもので、合田雄一郎が義兄に作ってもらったものだ。
あまり美味しそうなので、つい作ってしまった(笑)
<レディ・ジョーカー風じゃが芋のソテー>
材料:
じゃが芋(メイクイーン以外) 大3つ
アンチョビ缶 1/4
ニンニク ひとかけ
鷹の爪 一つ
オリーブ油 適宜
1.じゃが芋は皮を剥いて乱切りにし、水に数分晒しておく。水からあげたら電子レンジで串が通る程度にしておく。
2.にんにくはみじん切りに。鷹の爪は種を取って細かくハサミで刻んでおく。アンチョビも細かく刻んでおく。
3.フライパンにオリーブオイルとニンニク、鷹の爪を入れ火に掛ける。
香りが立ってきたら、アンチョビを入れ炒める。そこに芋を入れ、炒め合わせて出来上がり。
作品中ではスコッチウィスキーの供になっていたけど、ビールやワインの方が合うと思う。
☆マグダレナさま
購読ありがとうございます。
ご覧の通り、最近では非常に不定期な更新となっております。
内容もあっちゃこっちゃに行ってますが‥‥。
宜しくお願いいたします。
と言うのも、ネットにも繋がず、ずっと本ばかり読んでいたからで。
私はミステリー物が好きで、和洋問わず読んでいるのだが、ここ数年は有栖川有栖、京極夏彦、綾辻行人、ちょっと前までは柴田よしき等を片っ端から読んでいた。
京極夏彦にハマった時も思ったのだが、今またとんでみない作家にアタッてしまった。
高村薫。
この人の硬質で込み入った文章は、読んでいて疲れると思いながらも、頁を繰る手を止める事ができなかった。
『マークスの山』は、前々から読みたいと思いつつ、なかなか機会がなかった。文庫化されたのをきっかけに購入してみたら、えらく面白い。
続けて『李歐』『地を這う虫』を入手。しかし『照柿』を買ったところで、日々の忙しさにかまけて積読状態に。
半ば強迫観念のように「読まねば」と思っていたが、先週エイヤッとばかりに読み始めたら‥‥前述の通り、止まらなくなってしまった。
挙句の果てに、後刊『レディ・ジョーカー』を何としても早く読みたいため、bk1に注文を出してしまった。
それが先週半ばに届いたため、ここ数日、PCを立ち上げてメールチェックもせず、夜半過ぎまで延々LJを読み続けていた。
翌日辛いのがわかっているのに、午前1時過ぎまで。
いや、面白いです。高村薫女史。
しかし、彼女のモチーフとするところは、何故これほど苛烈で、情け容赦が無いほどに深刻で辛辣なものばかりか。
それを、見事な作品として昇華する手腕には、本当に感服いたしました。
‥‥ま、あげつらう所もあるにはあるんだけどさ。
最近の女史は「ミステリーだけの作家として認知されたくない」とばかりに、純文学(そういうカテゴリはいまだあるのか?)志向の本が多いようで。
一連の『マークス』〜『LJ』に至る作品の魅力の一つに、主要な登場人物の一人である「合田雄一郎」という刑事の書かれ方というのがあるのだが、確かに私もヤられました。
合田を好きになってしまった読者だったら「純文はいいから早く合田モノ書いてくれよ〜」と、女史に泣きつきたくなりますわな。
今現在日経に連載している『新リア王』はどうなんだろう。
核がモチーフになっているらしいのだが、パニックものなのか?
合田モノによらず、あの硬質で辛辣な文章から紡ぎ出される作品だったら、早く読みたいものだ。
でも、あの人1作が長いからなぁ‥‥。
発刊は再来年だったりして(泣)
さて、今日は父の日というらしいが。
先日、一緒にデパートに行った時に、某紳士ブランドのポロシャツで、好みの色があったので、それを購入し店頭で「ハイこれ父の日ね」と渡してしまった。
ので、今日は晩飯で好きなものを並べてやった。
ヒレステーキとバター炒めキャベツ・プチトマト添え。板ワサ。路地物枝豆。ジャガイモとアンチョビの炒め物。以上。
最後のじゃが芋のレシピだが、これは『LJ』に載っていたもので、合田雄一郎が義兄に作ってもらったものだ。
あまり美味しそうなので、つい作ってしまった(笑)
<レディ・ジョーカー風じゃが芋のソテー>
材料:
じゃが芋(メイクイーン以外) 大3つ
アンチョビ缶 1/4
ニンニク ひとかけ
鷹の爪 一つ
オリーブ油 適宜
1.じゃが芋は皮を剥いて乱切りにし、水に数分晒しておく。水からあげたら電子レンジで串が通る程度にしておく。
2.にんにくはみじん切りに。鷹の爪は種を取って細かくハサミで刻んでおく。アンチョビも細かく刻んでおく。
3.フライパンにオリーブオイルとニンニク、鷹の爪を入れ火に掛ける。
香りが立ってきたら、アンチョビを入れ炒める。そこに芋を入れ、炒め合わせて出来上がり。
作品中ではスコッチウィスキーの供になっていたけど、ビールやワインの方が合うと思う。
☆マグダレナさま
購読ありがとうございます。
ご覧の通り、最近では非常に不定期な更新となっております。
内容もあっちゃこっちゃに行ってますが‥‥。
宜しくお願いいたします。
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